Wiseに登録する際には、お客様のビジネスに関するいくつかの情報をご提供いただく必要があります。これは、お客様の資金を安全に保管し、フィリピンの規制を遵守するためです。
Wiseがご提供いただく情報
以下のような基本的な情報を伺います:
会社名、会社形態、および事業内容
公式登録番号(該当する場合)
事業登録住所および営業所住所
Wiseの使用目的
取締役および実質的支配者(該当する場合)
事業の種類
お客様の事業に関する基本情報に加え、会社形態に応じて口座認証のための追加情報が必要となります。
個人事業主(フリーランスまたは専門家)
フリーランスまたは専門家の方は、Wise法人アカウントを開設するには、その事業の所有者である必要があります。フリーランスまたは専門家とは、SEC または DTIに登録されていない事業を意味することにご注意ください。 上記の基本的な事業情報に加え、以下の情報もご提供いただく必要があります:
写真付き身分証明書とご自身の自撮り写真
個人事業主
個人事業主としてWise法人アカウントを開設するには、以下の情報をご提供いただく必要があります:
Wiseアカウントを開設する方の写真付き身分証明書と自撮り写真
貿易産業省(DTI)が発行する登録証明書 —DTI証明書がない場合、個人事業主として登録していただくことはできません
事業主に代わって口座を開設する場合は、個人事業主による署名入りの委任状も必要です
法人
法人としてWise 法人アカウントを開設するには、以下の情報をご提供いただく必要があります:
Wiseアカウントを開設する方の写真付き身分証明書と自撮り写真
証券取引委員会(SEC)が発行した設立証明書
定款
事業の最高実質的支配者(UBO)および取締役を示す最新の一般情報シート(GIS)
法人所有者のうち20%以上の株式を保有する個人、および会社の代表取締役および実質的支配者の写真付き身分証明書
また、口座名義人がWise法人アカウントを開設することを承認する書面も必要です。この承認書は法人の秘書役が署名し、公証人または同等の機関によって公証される必要があります。法人を代表しての権限承認のテンプレートはこちらからダウンロードしてください。
パートナーシップ
パートナーシップとしてWise法人アカウントを開設するには、以下の情報をご提供いただく必要があります:
Wiseアカウントを開設する方の写真付き身分証明書と自撮り写真
証券取引委員会(SEC)が発行した設立証明書
事業パートナー/実質的支配者を記載したパートナーシップ契約書
法人所有者のうち20%以上の株式を保有する各個人と法人の代表取締役および実質的支配者の写真付き身分証明書
また、口座名義人がWise法人アカウントを開設することを承認する、事業パートナー全員の署名入りパートナーシップ決議書も必要です。この決議書は公証人による認証は必要ありません。パートナーシップに代わって承認を行うためのテンプレートはこちらでダウンロードできます。
補足情報
場合によっては、Wise法人アカウントの作成およびご利用の際にお客様の事業資金の出所に関する証明など、追加情報のご提供をお願いする場合があります。これは規制によるものであり、Wiseをすべてのお客様にとって安全なサービスとして維持するために必要な措置です。
以下の場合に事業の資金に関する証明書類の提出をお願いする場合があります:
アカウントの開設時
通常の事業内容と比較して多額の送金を行った場合
一定期間(例えば1ヶ月の間)に通常よりも多額の資金を移動した場合
法人のタイプが見つからない場合
現在、Wiseはフリーランサー/専門家、個人事業主、法人、およびパートナーシップのお客様のみご利用いただけます。信託および協同組合は、現時点ではWiseを利用してフィリピンから送金することはできません。
法人にかかる制限
フィリピンにおける法人事業には、一定の制限が適用される場合があります。