デジタルノマドにおすすめのネット銀行【2024年版ガイド】
デジタルノマドに最適な銀行、デジタル銀行、海外送金プロバイダーとは?アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、カナダでノマド生活におすすめのネット銀行を比較。
フィンランドは、日本から最も近いヨーロッパの国です。国土の約7割が森林に覆われ、湖も多く、自然豊かな「森と湖の国」として知られています。温泉やサウナ好きの方にとっては「サウナの国」という印象があるかもしれませんし、キャラクターグッズや本が好きな方には『ムーミン』の国として親しまれているでしょう。
そんなフィンランドに移住する場合、生活費や移住にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。また、ビザにはどのような種類があるのでしょうか。
この記事では、フィンランド移住のメリット・デメリットをはじめ、ビザの種類や取得条件、生活費、仕事などの基本情報を総合的に解説します。さらに、移住時に役立つ国際送金サービスWise(ワイズ)についてもご紹介しますので、フィンランド移住を検討している方の参考になれば幸いです。
目次 🔖 |
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フィンランドは世界幸福度ランキング連続首位の国です。充実した教育や社会保障制度の充実、仕事と私生活のバランスを取りやすいこと、自然豊かで心も豊かに暮らせる環境であることなどが主な理由です。
フィンランドはメリットも多く、日本人の移住先として魅力があります。
ただ、フィンランド移住にはデメリットもあります。
フィンランド移住の主なビザの条件や特徴は次の通りです。
ビザ | 特徴や条件 |
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ワーキングホリデー⁴ | フィンランドのワーキングホリデービザは、18〜30歳で観光を主目的とし、十分な資金(約2,450ユーロ)と帰国航空券(または購入資金)、滞在期間中有効な医療保険を持ち、健康かつ犯罪歴がない人が対象。過去に同ビザを取得しておらず、扶養家族を伴わないことも条件。 |
家族滞在ビザ⁵ | フィンランド国籍者またはフィンランドに居住許可を持つ外国人と、配偶者や18歳未満の子どもなどが一緒に生活するためのビザ。申請者本人が申請を行う必要があり、一定の収入要件や家族関係の証明書類が必要です。 |
オペアビザ(au pair)⁶ | オペアビザは、17〜30歳の若者がフィンランドの家庭に滞在し、軽度の家事手伝いや育児補助(週25時間以内)を行いながら、フィンランド語やスウェーデン語、文化を学ぶ機会を得るためのビザです。滞在期間は最長1年間で、語学講座などへの参加時間を確保することがホストファミリーに求められます。就労ビザではないため、他の仕事をすることは認められていません。 |
就労ビザ⁷ | フィンランドで就労するために必要なビザで、雇用契約があることが原則条件です。職種に応じて複数のビザタイプがあり、特定のビザがない場合は一般的に「雇用者向け居住許可(residence permit for an employed person)」を申請します。適正な給与額が支払われることが必要で、雇用が終了した場合も一定の保護期間(3〜6ヶ月)が設けられています。ファストトラック制度を利用すれば、専門職や起業家などは2週間で許可が下りることもあります。 |
スタートアップ起業ビザ⁸ | 起業ビザ(スタートアップ起業家向け居住許可)は、日本人を含む外国人がフィンランドで成長志向のスタートアップ企業を設立・運営することを目的としたビザです。申請には、Business Finlandからの「適格性評価書(Eligibility Statement)」の取得が必須です。最初の許可期間は最長2年間で、その間の生活費をまかなえる十分な資金を持っている必要があります。ファストトラック制度を利用すれば、2週間で許可が下りる可能性もあります。 |
日本人がフィンランド移住する際は「現地で仕事をしながら生活したい」という方も多いことでしょう。
現地での働き方はさまざまです。現地企業に就職する方法や日本企業の駐在員として働く方法の他、リモートワークやフリーランス、起業といった働き方も可能です。
フィンランドの主要産業は紙やパルプ、情報通信、電子機器、機械、金属などです²。フィンランド国内では主要産業に関わる仕事の求人が多い他、介護やサービス業、接客業、エンジニアなどの求人も多くなっています。
また、フィンランドは教育に力を入れている国なので、教師や教育機関、行政機関などの仕事求人もよく出ています。
日本人のフィンランド移住では、料理人、レストランのスタッフ、観光ガイド、翻訳者、日本人向けショップの販売員といった仕事が人気です。
フィンランド移住後に現地の会社やお店に就職する場合、重要になるのが言語です。
フィンランドの公用語はフィンランド語やスウェーデン語です。英語が使われることもあります。現地で専門的な仕事に就きたい場合、こうした言語ができるかが問題になります。
フィンランド移住ではビザや航空機のチケット代、生活費などがかかります。
おおよその相場をご紹介します。
費用 | 目安金額 |
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ビザ | 数千円~10万円以上⁸ 取得するビザによって金額が異なる |
航空機のチケット代 | 往復だと20万円~30万円くらい |
生活費 | 一人暮らしの場合、家賃含め1ヶ月€2,044(34万円)⁹ |
家賃 | 市内中心部のアパートメント(1ベッドルーム):1,049ユーロ(17万円)⁹ |
食費 | 一人の場合、 250~350ユーロ(4万円〜6万円)⁹ |
光熱費(ユーティリティ) |
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フィンランドの地域によって賃料相場がかなり違います。
フィンランドの首都であるヘルシンキの賃料相場は以下の通りです:
その他の主要都市
2024年の高金利と経済減速の影響で、ヘルシンキの賃貸市場は変化しています。移民の増加により小さなアパートの需要が高まっており、現在ヘルシンキの移民の約80%が賃貸住宅に住んでいます。
家のタイプや立地、為替相場によって価格は変動しますので、最新の情報を確認することをおすすめします。
人気エリアの特徴
フィンランド移住を成功させるためには、段階的な事前準備が重要です。以下のステップに沿って準備を進めましょう。
STEP1:基本情報の収集と計画立案(移住6~12ヶ月前)
STEP2:ビザ申請と法的手続き(移住3~6ヶ月前)
STEP3:日本での手続き(移住1~3ヶ月前)
STEP4:渡航準備
持参すべき重要なもの
フィンランド到着後の最初のステップ(最初の2週間)
中長期的な手続き(最初の1~3ヶ月)
関連記事 💡 海外移住前にやっておきたい手続きを徹底解説!住民票や、銀行口座の扱いまで |
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フィンランドへの移住では、ビザ申請料、家賃の前払い、生活費の送金など、海外へのお金の移動が何度も必要になります。でも、普通の銀行で海外送金すると、高い手数料がかかったり、手続きが面倒だったりします。
そんな時に便利なのがWiseです。海外に住む人のために作られたこのサービスなら、実際の為替レートでお金を送れて、手数料も明確でわかりやすいです。
Wiseは銀行よりもお得な為替レートを使っているので、海外との送金コストを抑えられるでしょう。フィンランド移住の準備費用や現地での支払いがどれだけお得になるか、ぜひ試してみてください!
お得な送金: 日本からフィンランドへの送金が銀行より安く、引っ越し費用や生活費の送金がグッとお得に。
円とユーロを一つの口座で: マルチカレンシーアカウントで日本円とユーロを同時に持てるから、レートが良い時に両替できて便利。
フィンランドに行く前から現地口座のように使える: 実際にフィンランド移住する前でも、ユーロの口座情報をもらえるので、家賃の支払いや給料の受け取りがスムーズに。
移住中の資金管理がラク: 日本在住時とフィンランド移住時、両方でお金が必要な引っ越し期間も、Wiseならどちらの国でもWiseデビットカードが使えて便利。
家を買う時も大きく節約: フィンランド移住で住宅を購入する時の頭金送金や高額送金も、手数料が安いから数十万円も節約できることも。
スマホだけで簡単開設: 日本にいながらスマホだけで口座開設できるから、渡航前の準備がスムーズ。 \
日本人のフィンランド移住でよくある疑問点をまとめました。
フィンランド移住の生活費は住む場所によって大きく異なります。ヘルシンキの場合、単身者で月約2,044ユーロ(約344,000円)が目安です。これは生活費995ユーロ(約167,500円)と家賃1,049ユーロ(約176,500円)を合計した金額です。
地方都市(タンペレ、トゥルクなど)ではヘルシンキより20~40%安くなります。
フィンランドには2023年の時点で2,200人以上の日本人が住んでいます¹⁰。
フィンランドの平均年収は約820万円になっています。日本より平均年収はかなり高めです。
フィンランドは世界の中でも比較的治安の良い国です。
ただ、ヘルシンキなど大きな都市を中心に詐欺や置き引き、スリなどの犯罪が発生しています。治安の悪いエリアなどもありますので、フィンランド移住の際は事前に最新の治安情報・犯罪情報を確認しておくことがポイントです。¹¹
フィンランドに移住する際は、まず現地での生活基盤をしっかり整えることが大切です。日本から十分な住居費や生活費を持参したつもりでも、実際に現地で暮らし始めてみると「想像以上に出費がかさんだ」「もっと日本の資産を移しておけばよかった」と後悔するケースも少なくありません。
そんなときに役立つのが、海外送金と複数通貨の管理に強みを持つWise(ワイズ)です。
一般的な銀行の海外送金は手数料が高く、生活費や資産の移転には不向きですが、Wiseなら実際の為替レートと明確な手数料で、低コストの送金が可能です。
さらに、日本とフィンランドの両方で使えるWiseデビットカードも発行できるため、現地での買い物や支払いもスムーズに行えます。
フィンランド移住を安心・快適に進めるために、Wiseを上手に活用して賢く資金管理を行いましょう。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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