
インドで使えるクレジットカードは?使えない場所・おすすめのクレジットカードも
インド旅行や出張の予定がある方にとって、インドでクレジットカードが使えるのか、現金も必要なのかどうか、気になる方も多いでしょう。
そこでこの記事では、インドでのクレジットカードの普及状況や、おすすめのブランド、使う際の注意点をわかりやすく解説します。
さらに、Wise(ワイズ)デビットカードを活用してインドで節約する方法について説明します。
インドでの旅行やビジネスの場面で、安心してスマートに支払いができるよう、ぜひ参考にしてください。
目次 🔖 |
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インドで主要なクレジットカードブランドと普及状況
インドでは、近年キャッシュレス決済が大幅に拡大しています。特にVisaとMastercardが多くのお店で使用可能です。この2ブランドのクレジットカードを持っていれば安心でしょう。一方で、日本発の国際ブランドJCB1などは利用できないお店も多いので注意が必要です。JCBカードをお持ちの際はJCBのマークがついたお店やレストラン、ATMを利用するようにしましょう。
インドではクレジットカードと現金どっちが便利?
ムンバイやデリーなどの大都市では、問題なくクレジットカードを利用することができます。ただし、支払い方法が現金のみのお店も存在します。滞在のほとんどが大都市、かつ大型のお店でのお買い物を予定している場合は、クレジットカードをメインで利用するのがよいでしょう。
一方で、地方都市や露店や個人経営のお店を利用する予定がある場合は、ある程度現金を持っておいたほうが安心です。
インドでクレジットカードを使うメリット:保険と安心感
海外旅行保険の付帯
クレジットカードの中には、海外旅行保険が付帯しているものもあります。保険の付帯は、自動付帯と利用付帯の2種類があるので注意が必要です。
自動付帯は、クレジットカードを所有しているだけで海外旅行保険が適用されます。利用付帯の場合は、旅行の代金をカードで支払うなど、クレジットカード会社が提示する条件を満たすことで保険が適用される仕組みとなっています。
クレジットカードに付帯する優待特典
豊富な優待特典がついてくるクレジットカードも多いです。特典の内容はカードによってさまざまですが、以下が代表的な特典の例です。
- ポイント還元
- 提携店舗での優待サービス
- 空港ラウンジの利用
- テーマパークやレジャー施設の割引
利用した額の数パーセントがポイントで還元されたり、提携している店舗でお買い物をすると、ポイント還元率がアップしたりとお得な特典も多いです。2
現地ATM(キャッシング)が利用できる
インドで急に現金が足りなくなってしまった場合でも、海外キャッシング機能がついているクレジットカードを使えば、ATMで現金を下ろすことができて便利です。ただし「キャッシング」という言葉の通り、クレジットカードを使ってATMでお金を下ろすのは、お金の借り入れとなり、引き出し額に応じて利息も発生します。
いざという時にお金を簡単に下ろすことができて便利な反面、返済には利息が発生するのと、クレジットカードの利用可能額にも反映するので、利用可能な枠が減ることを覚えておきましょう。³
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インドでクレジットカードを使うときの注意点
海外事務手数料を確認する
クレジットカードを日本国外で利用すると、利用金額に加えて「海外事務手数料」が発生します。海外事務手数料は、1.6%4〜3.85%5などクレジットカードによって異なります。わずかな違いでも、利用額が多くなればなるほど手数料に差が出てきます。インドに渡航する際は、利用予定のカードの海外事務手数料をよく確認しておくことをおすすめします。
盗難や紛失、スキミングなどに気をつける
インドではクレジットカードの盗難や紛失、スキミング被害などに特に注意が必要です。カードを紛失した際は、直ちにクレジットカード会社の海外サポートデスクに電話をしましょう。カード会社によっては、インドにいる間のみ利用可能な緊急カードを現地で手配してくれる場合もあります。6
利用明細書を保管しておく
インドでクレジットカードを利用する際は、誤請求や二重請求、返金トラブルなどの万が一に備えて、利用明細書を保管しておきましょう。現地通貨での請求額や利用日時を確認できるため、後日カード会社へ問い合わせる際の証拠にもなります。
利用限度額を確認しておく
インド渡航前に、クレジットカードの利用限度額を確認しておきましょう。渡航中に高額な出費が重なると、限度額を超えて使えなくなる可能性があります。必要に応じて、事前にカード会社へ増額申請をしておくと安心です。
リアルタイムの為替レートでお得に決済:Wise(ワイズ)デビットカード
インドでの支払いを少しでもお得にしたいなら、Wise(ワイズ)デビットカードの利用がおすすめです。Wiseデビットカードを使えば、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)で現地通貨への両替や決済ができます。クレジットカードのように高い海外事務手数料ではないため、インドやその他の海外でも、お得に賢く決済することができます。
こんな方にWiseカードがおすすめ:
- 国内・国外旅行を頻繁にされる方
- 海外旅行を計画中の方
- 海外へ留学・駐在予定の方
- 外貨での決済をお得に済ませたい方
- いつでも手軽に日本円を外貨に両替したい方
ただし、Wiseカードには保険などの特典は付帯しないため、クレジットカードとWiseデビットカードの両方を使い分けるのもよいでしょう。
Wiseカードを使ってお得にインドの旅を楽しみましょう!
インドでクレジットカードが使えない場所
インドでは、大都市でもクレジットカードが使えない場所もあるので注意が必要です。
個人経営のホテルやお店
地方都市や観光地の小規模な宿泊施設や土産店などでは、クレジットカードが使えないことがあります。現金のみ対応の場合も多いため、事前に支払い方法を確認しておくと安心です。
ストリートフード
屋台や露店などのストリートフードは、ほとんどが現金払いのみです。インドのストリートフードを利用する予定がある場合は、あらかじめその分を考慮した現金を持参しておきましょう。
公共交通機関
インドの公共交通機関での支払いは、基本的に現金のみとなっています。一部、クレジットカードでの支払いに対応している場所もありますが、バスなどの交通機関に乗る予定がある場合は、現金を用意しておくことをおすすめします。
インドでのクレジットカードの利用でよくある質問
インドで使えるクレジットカードでおすすめのブランドはありますか?
インドでは、MastercardやVisa が使えるお店が多いです。先ほどご紹介したWiseデビットカード(日本で発行したもの)もMastercardなので、インドでのご利用に便利です。
インドではキャッシュレス決済も普及していますか?
はい、インドでは急速にキャッシュレス決済が普及しています。ただし、ムンバイ、デリー、バンガロールなどの大都市が、インド全体のクレジットカード支出の60%以上を占めている7ように、広い範囲で使えるのは大都市が多いです。
まとめ
インドでのクレジットカードの普及状況や、おすすめのブランド、使う際の注意点を解説しました。VisaやMastercardなどの国際ブランドは大都市を中心に広く使えますが、地方や個人経営のお店、ストリートフード、公共交通機関では現金が必要な場面もあるため、クレジットカードと現金を併用するのが安心です。
また、海外での両替手数料を抑えたい方には、Wise(ワイズ)デビットカードの活用もおすすめです。実際の為替レートで決済ができ、外貨への両替もアプリで手軽に行えるため、インドをはじめとした海外旅行をよりお得に楽しめます。
用途に応じてクレジットカードとWiseカードを使い分けて、賢くスマートに旅を楽しみましょう。
ソース
- JCBカード
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- 海外キャッシングの使い方!手数料・ATMの利用手順・両替との比較も解説
- ショッピング(海外)について|クレジット|イオン銀行
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