オーストラリア留学時にはデビットカードがおすすめ!現金引き出し方法・クレジットカードとの違いまで

Yuyuki Tanno

オーストラリアに留学する際、多くの外貨を両替するのは手間がかかります。そんなときにおすすめなのが、デビットカードを持って行くことです。

この記事ではオーストラリアのキャッシュレス事情や、現地で活躍するデビットカードについて解説します。

また海外送金やデビットカードなどのサービスがあるWise(ワイズ)についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

Wise(ワイズ)アカウントについて 💡

目次 🔖

オーストラリア留学でおすすめのデビットカード5選

オーストラリア留学でおすすめのデビットカード

オーストラリアへの留学やワーキングホリデーで、使えるおすすめのデビットカードを5つご紹介します。

Wise(ワイズ)

お金の管理を、より安く、より簡単にするために作られた海外利用特化のサービスです。

  • 多くの銀行が上乗せする為替手数料がなく、実際の為替レートで両替できる
  • 豪ドルの現地銀行口座情報(BSBコード等) が無料で手に入り、給与受け取りにも使える
  • 1つのアカウントで40種類以上の通貨を保有・両替・利用できる

こんな人におすすめ:とにかく手数料を節約したい人、現地でアルバイトをする予定の人など

Wise(ワイズ)デビットカード

Wise(ワイズ)デビットカードを使ってみる 💳

Revolut(レボリュート)1~4

多機能なアプリで、日々の支出管理をゲーム感覚で楽しめるのが魅力です。

  • 年会費無料のプランから始められ、手軽に多通貨を保有できる
  • アプリ上で詳細な予算管理や自動貯金などが設定できる
  • 週末(為替市場の閉場時)の決済には、追加手数料がかかる点に注意が必要

こんな人におすすめ:アプリを使って支出を細かく管理したい人、様々な金融機能を試してみたい人

Sony Bank WALLET(ソニー・バンク・ウォレット)5~7

ソニー銀行の外貨預金口座と直結した、キャッシュバックがお得なデビットカードです。

  • 事前に両替した外貨預金から手数料無料で支払える
  • 利用額に応じて最大2.0% と高いキャッシュバックを受けられる
  • 外貨残高がなくても円預金から自動で両替される「円からアシスト」機能が便利

こんな人におすすめ:出発前に計画的に外貨を準備したい人、お得なキャッシュバックを重視する人

楽天銀行デビットカード8~10

海外での利用でも楽天ポイントが貯まる・使える、楽天ユーザーには見逃せない一枚です。

  • 1.0% の高いポイント還元率で、支払いごとに楽天ポイントが貯まる
  • 貯まった楽天ポイントを海外での支払いにも利用できる
  • 海外事務手数料は3.08% と、他のカードに比べてやや高め

こんな人におすすめ:普段から楽天のサービスをよく利用し、海外でも効率よくポイントを貯めたい人

SMBC信託銀行プレスティア GLOBAL PASS11+12

本人名義のカードを作れない18歳未満の方にとって、非常に便利なカードです。オーストラリア留学へ向けて、高校生でも作れるデビットカードになっています。

  • 16歳から持てる家族カードを発行できる
  • 親が日本から豪ドルを口座に入金し、子どもの利用状況を管理できる
  • 留学中の子どもへの海外送金の手間や手数料を削減できる

こんな人におすすめ:18歳未満で留学する高校生、家族に資金管理をサポートしてほしい人

オーストラリア留学中にデビットカードがおすすめの理由

オーストラリア留学中にデビットカードがおすすめの理由

日本でも現金を使う機会が減っていますが、実はオーストラリアでは日本以上にキャッシュレス化が進んでいます。そのためいたるところでクレジットカードやデビットカードが使えるので、現金は最低減の金額だけ用意するのがおすすめです。

両替する目安は、約1ヶ月分の生活費です。空港ではなく現地の街中で両替したほうが、両替レートが有利な場合もあるため、多くの金額を事前に両替しておく必要は無いかもしれません。

キャッシュレス決済で使えるカードには、クレジットカードとデビットカードなどがありますが、留学する学生にはデビットカードがよりおすすめかもしれません。その理由は主に以下の3つです。

デビットカードを使えば、オーストラリアで現金引き出しができる

現地ではカードを使って支払いや現金引き出しができれば良いので、本人の信用力を元にお金を「後払い」するクレジットカードではなく、銀行口座を元に支払うデビットカードでも特に問題はないでしょう。

それよりも注目すべき点は、VISAやMastercardなどの国際ブランドのデビットカードかどうか、です。もしJCBなどのブランドの場合、海外でそれほど多く使えないため注意が必要です。

なお海外ATMで現金を引き出す方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。留学前にチェックしてみてください。

学生でも、お金の使いすぎを防止

デビットカードは、ひとつの銀行口座と連動しています。店舗でカードを使ったら、即時に銀行口座から支払った金額が払い出される仕組みです。よって銀行口座にある残高以上の支払いができないため、お金の使いすぎを防止できます。

現地ではさまざまな料金が外貨で記載されているため、金額を読み違ってしまう可能性もあるでしょう。そんなときにデビットカードを持っていれば、誤って過剰な支払いをしてしまう失敗も防止できます。

多額の現金を持っていくリスクを回避

海外に多額の現金を持っていくと、保管するために現地で銀行口座が必要になります。また万が一盗難されたときに、金銭的な被害が大きくなるでしょう。そして多くの外貨を使い切れずまた日本円に戻す場合は、両替の手数料がまたかかってしまいます。

一方デビットカードを使用すれば、現金がなくても自動的に外貨で支払うことが可能です。多額の現金を用意する必要がなくなり、盗難や再両替のリスクも軽減できます。

Wise(ワイズ)を使ってオーストラリア留学中の決済やATMの引き出しをお得に

Wise(ワイズ)を使ってオーストラリア留学中の決済やATMの引き出しをお得に

Wiseがオーストラリアでの生活におすすめな理由は、具体的に次のようなことが挙げられます。

  1. 手数料がとにかく安い!「隠れコスト」なしで両替可能
  2. オーストラリアの銀行口座情報を無料で取得できる
  3. 準備から現地での利用まで、すべてが簡単

手数料がとにかく安い!「隠れコスト」なしで両替可能

多くの海外対応カードは、一見手数料が安く見えても、銀行やカード会社が独自に定めた不利な為替レート(海外事務手数料を上乗せしたレート)で両替されるため、気づかないうちに損をしていることがあります。

一方、Wiseは常にGoogleなどで表示される、手数料が上乗せされていない「実際の為替レート(ミッドマーケットレート)」を使用します。両替手数料は0.73%〜と非常に低く、透明性が高いのが特徴です。日本の銀行のカードと比較して、最大2.4倍安く外貨決済ができる可能性もあるのです。

Wise(ワイズ)アカウントを開設する 🚀

オーストラリアの銀行口座情報を無料で取得できる

Wiseのもう一つの強力なメリットは、オーストラリアの口座番号(BSBコード付き) を取得できる点です。これにより、現地の銀行口座がなくても、まるで現地に住んでいるかのように、お金のやり取りが可能になります。

  • アルバイトの給与受け取りに:給与を豪ドルのまま、手数料なしで受け取り可能。
  • 家賃や光熱費の支払いに:現地の銀行振込(Bank Transfer)がスムーズ。
  • 友人との割り勘に:現地で一般的な送金方法(PayIDなど)も利用しやすくなる。
  • 便利な口座情報: タックスリターンやスーパーアニュエーションなどオーストラリアからの送金先にWiseのオーストラリア口座情報が役立つ。

準備から現地での利用まで、すべてが簡単

Wiseデビットカードは、オーストラリア留学に行く前にWiseアカウントを作成し、発行手数料の1,200円だけ支払えば日本で発行できます。そしてカードに紐付いたWiseの口座に事前に入金をしておけば、現地に着いたらすぐにカードが使えて便利です。もちろん年会費は無料です。

  • ATM引き出し:毎月2回まで、合計3万円以内なら手数料無料で現金を引き出し可能。
  • マルチカレンシー口座:豪ドルを含む40種類以上の通貨を一つのアカウントで管理できる。
  • 自動両替:支払い時に豪ドルの残高がなくても、日本円など他の通貨残高から最も手数料が安くなるように自動で両替してくれる。
Wiseデビットカードの特徴まとめ
  • 海外ATM手数料が、月2回かつ3万円相当まで無料
  • 銀行などが為替レートに上乗せする海外事務手数料なし
  • 格安の手数料で円から豪ドルなど外貨に両替し、ATM引き出しできる
  • アプリでカードを凍結したり、お金の管理ができる
  • タッチ決済で支払いもスムーズ
  • 18歳から申し込み可能で、日本で準備が完了

このようにWiseは、単に手数料が安いだけでなく、オーストラリアでの生活をより便利でスムーズにするための機能が充実しています。留学生やワーキングホリデー滞在者にとって非常に心強いサービスと言えるでしょう。

Wiseアカウント作成方法は、「✍️Wise(ワイズ)の使い方:ステップバイステップガイド」をご覧ください。

まとめ

オーストラリアに留学する際には、デビットカードを持っていくと便利です。その際、海外事務手数料や海外ATM手数料などがなるべく少ないカードだと、コストがかさみにくくて安心です。

Wise(ワイズ)デビットカードなら手数料が抑えられ、かつ両替や海外送金も低いコストで実施できるため、海外での生活に役立ちます。ぜひ無料でアカウントを作るところから始めてみて下さい。

Wise

Wise(ワイズ)アカウントを開設する 🚀

オーストラリア留学でのデビットカードよくある質問

オーストラリアで使うデビットカードは、日本と現地のどちらで作るべきですか?

どちらでも作成できますが、手間を考えると日本での事前作成がおすすめです。現地の銀行でデビットカードを作る場合、パスポートの他に就学証明書などの書類が必要になったり、英語で手続きしたりする必要があります。

18歳未満の高校生でも作れるデビットカードはありますか?

はい、一部のカードは高校生でも作成可能です。多くのデビットカードは18歳以上が対象ですが、例外もあります。例えば、SMBC信託銀行プレスティアのGLOBAL PASSは、親が口座を持っていれば16歳から家族カードを発行できます。

Wiseはなぜ他のカードより手数料が安いのですか?

Wise(ワイズ)は、多くの銀行やカード会社が利用する「手数料を上乗せした独自の為替レート」ではなく、Googleなどで確認できる「実際の為替レート(ミッドマーケットレート)」をそのまま使用しているからです。隠れたコストがないため、結果的に支払う総額を安く抑えることができます。

オーストラリアのATMで現金を引き出すとき、手数料は結局いくらかかりますか?

手数料はカードによって大きく異なり、主に以下の2つで構成されます。

  1. 海外ATM利用料:カード会社が定める手数料
  2. 海外事務手数料:為替レートに上乗せされる手数料(一般的に利用額の2.5%〜3%程度)

この点、Wise(ワイズ)デビットカードの場合、月2回・合計3万円までの引き出しなら①が無料で、②の為替レートへの上乗せもありません。かかるのは、Wiseが定める低額な両替手数料のみです。

オーストラリア現地でアルバイトをする場合、銀行口座は必須ですか?

はい、基本的には必要です。しかし、Wiseアカウントがあれば、現地(オーストラリア)口座情報を無料で取得できるため、現地の銀行口座がなくても給与を受け取れます。Wこの口座情報をアルバイト先に伝えれば、給与を豪ドルのまま、手数料なしで直接受け取ることが可能です。

オーストラリアでデビットカードは使えますか?

はい、使えます。オーストラリアはキャッシュレス決済が非常に進んでおり、ほとんどの場所でデビットカードでの支払いが可能です。VisaやMastercardといった国際ブランドのカードであれば、日常の買い物で不便を感じることはほとんどないでしょう。


ソース

  1. これまでにない金融アプリ | Revolut 日本
  2. 6-17歳向けのRevolut| お子さま向けRevolut | 親子でキャッシュレス | Revolut 日本
  3. Revolutアカウントを無料で開設しよう
  4. スタンダードプラン料金 | Revolut 日本
  5. Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)
  6. キャッシュバック|Sony Bank WALLET
  7. 海外利用時の手数料|Sony Bank WALLET
  8. 楽天銀行デビットカード
  9. 楽天銀行デビットカードの特長
  10. デビットカード 海外での使い方 | 楽天銀行
  11. 海外でも頼れる「グローバルパス」|SMBC信託銀行プレスティア
  12. Visaデビットカード「グローバルパス」|SMBC信託銀行プレスティア
  13. 日本のオーストラリア・ドルの銀行口座のように使えるアカウント

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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