【2025年版】おすすめ法人カード徹底比較|年会費無料・マイル・中小企業向けカードを厳選紹介

Hikaru Osaka

法人用のクレジットカードを作りたいと思っても、「あまりに種類があって選べない」という法人の経営者や経理担当の方、個人事業主は少なくありません。 この記事では、法人カードの特徴ごとにおすすめをご紹介します。

  • 中小企業である自社に合った法人カードを見つけたい
  • 年会費無料など特徴から法人カードを選びたい
  • デビットカードなどクレジットカード以外の選択肢も知りたい

コスト削減に優れたWiseデビットカードについても併せて解説しますので、法人カード選びに困ったときの参考にしていただければと思います。

目次🔖

法人カードとは?クレジット・デビット・プリペイドの違い

まずは法人カードやクレカとデビットカードの違いなど、法人カード選びの際に知っておきたい基礎知識について説明します。

法人カードとは?

法人カードとは「法人向けのクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードのこと」です。 中でも特に法人向けクレジットカードを指して「法人カード」と呼びます。

法人カード(法人向けクレジットカード)という名前から大企業や中小企業など法人しか申し込めないと勘違いする方もいらっしゃるようです。法人カードによっては個人事業主が申し込むことも可能です。

法人カードには大きく分けて2つのタイプがあります。

  • ビジネスカード: 法人カードの中でも中小企業や個人事業主向けのカード
  • コーポレートカード: 法人カードの中でも大企業向けのカード

クレジット・デビット・プリペイドの違いとは?

法人カードを選ぶときに注意したいのはクレカとデビットカード、プリペイドカードの違いです。 これらのカードには次のような違いがあります。

カードのタイプ支払い方式仕組みと事例
クレジットカード後払い(仕組み)決済分は1カ月分まとめて後から口座から引き落としされる

(事例)4月1日から30日まで必要な法人の備品をすべて決済したら合計金額13万円だった。翌月の引き落とし日に銀行の法人口座から合計金額13万円が引き落としされた

デビットカード即時払い(仕組み)決済に使った分が即時に銀行口座から引き落としされる

(事例)4月1日に法人の備品3,000円をデビットカードで支払った。支払いと同時に銀行の法人口座から3,000円引き落としされた

プリペイドカード前払い(仕組み)あらかじめチャージしておいて、チャージした分の金額を限度に支払いができる

(事例)プリペイドカードに1,000円チャージした。翌日、法人で使うコピー用紙500円分をカードへのチャージ分で決済した

このようにカードタイプごとに支払いの仕組みが異なります。

法人カードを選ぶときは、そのカードがクレカなのか、それともデビットカードなのか確認する必要があります。

法人口座開設後に法人カードを作るべき理由

中小企業や個人事業主などは、事業のためにまずは法人口座を開設することが多いはずです。

法人口座を開設したら早めに法人カード(法人向けクレジットカード)を作っておくことをおすすめします。

法人カードには経費の事務処理などの面でメリットがあるからです。

  • 法人の備品などを買うときにわざわざ現金を用意する必要がない
  • 法人カードは翌月以降に使用分がまとめて引き落としになる。引き落とし日まで資金を準備すればいい(資金繰りに有効活用できる)
  • 法人カードは利用明細が出る。「いつ」「いくら」「どこに支払ったか」が一目で分かる
  • 社員が立て替え払いし後から清算するという面倒がなくなる(出張費の立て替え払いなど)

中小企業や個人事業主が法人カードを使うことで経費をどのように使ったか明細で即座に確認でき、わざわざ現金を用意する必要もなくなります。

現金払いなどで生じる面倒な経費の事務処理も不要になりますので、経費関連の事務処理にかかる手間や時間を削減できる点が大きなメリットだと言えるでしょう。

また、法人カードは従業員にとってもメリットがあります。

法人カードがない場合、まずは社員が出張費用を立て替え払いし、後から会社と社員で清算するという流れが一般的です。

出張する社員に法人カードを持たせれば、宿泊代などの出張費用を法人カードで支払えます。法人カードを活用することで、会社と社員で出張費を清算する必要がなくなるわけです。

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【目的別】おすすめ法人カード比較

中小企業や個人事業主におすすめの法人カードを、年会費無料や高還元率、マイルが貯まるなど、特徴ごとに分けてご紹介します。

年会費無料で選ぶ法人カードおすすめ

おすすめ法人カード法人カードの特徴
バクラクビジネスカード¹年会費無料

freeやクラウド会計など各種会計ソフトと連携可能

AIによる経費の照合や仕訳の自動化ができる

UPSIDERカード²年会費無料

発行枚数無制限で法人カードを経費や従業員ごとに使い分けできる

不正利用補償が最大2,000万円ついている

ライフビジネスカード(スタンダード)³年会費無料

freeや弥生など各種会計ソフトと連携可能

ホテルやレンタル会議室、ジム、映画館などさまざまな優待がついている

年会費無料の法人カードなら「バクラクビジネスカード」や「UPSIDERカード」「ライフビジネスカード」がおすすめです。 バクラクビジネスカードやUPSIDERカードは年会費無料というおすすめポイントだけでなく、法人の会計処理が便利になるという特徴も備えています。

たとえばバクラクビジネスカードの場合、AIに経費の仕訳などをサポートしてもらえるという特徴があります。経費の仕訳や処理の負担が格段に便利になるのがバクラクビジネスカードです。

UPSIDERカードも年会費無料になっています。加えて発行枚数が無制限なので、従業員や経費の種類に合わせてカードを複数枚発行できるところが魅力です。

ライフビジネスカード(スタンダード)も年会費無料になっており、各種会計ソフトと連携させて使えます。ホテルやレンタル会議室などさまざまな特典がついているところも特徴です。特典重視ならライフビジネスカードがおすすめです。

高還元率・マイルが貯まる法人カードおすすめ

おすすめ法人カード法人カードの特徴
三井住友カードビジネスオーナーズ(一般、ゴールド)⁴法人だけでなく個人事業主も申し込みできる

ポイント還元率は最大で1.5%

一般カードは年会費永年無料

UCプラチナカード⁵法人だけでなく個人事業主やフリーランスも申し込みできる

ポイント還元は常時2倍

グルメや士業への無料相談など充実した特典がついている

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード⁶初年度年会費無料

JALのマイル還元率最大1.125%

JALのマイルと永久不滅ポイントの両方が貯まる

高還元率の法人カードを選びたいなら「三井住友カードビジネスオーナーズ」「UCプラチナカード」がおすすめです。 三井住友カードビジネスオーナーズには一般カードとゴールドカードがあり、一般カードの方は年会費無料になっています。

UCプラチナカードはポイント還元も魅力ですが、士業への無料相談など特典が充実しているところもメリットです。

マイルを貯めたいなら「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」をおすすめします。 こちらの法人カードはJALのマイル還元率が最大で1.125%になっている他、セゾンの永久不滅ポイントも同時に貯めることが可能です。マイルとポイントの両方をお得に貯められるおすすめ法人カードです。

ETC・ガソリンカードが便利な法人カードおすすめ

おすすめ法人カード法人カードの特徴
三井住友カードビジネスオーナーズ(一般)⁴法人だけでなく個人事業主も申し込みできる

一般カードは年会費永年無料

ETCカード年会費無料

JCB法人カード⁷中小企業や個人事業主向けの法人カードである

従業員カードやETCカードを複数枚発行できる

ETCカード年会費無料

TRUST&FLEX⁸ガソリン給油専用の法人カード

発行店との契約価格で給油できる

年会費無料

ETCで便利な法人カードなら、「三井住友カードビジネスオーナーズ(一般)」や「JCB法人カード」がおすすめです。 三井住友カードビジネスオーナーズ(一般)は年会費が無料で、ETCカードも年会費無料になっています。JCB法人カードもETCカード年会費無料です。

ガソリンをお得に給油したい法人には「TRUST&FLEX」がおすすめです。 TRUST&FLEXは給油専門の法人カードで、クレジットカードではありません。 TRUST&FLEXを契約して発行しておけば、契約した安い価格でガソリンを給油できます。ETC無料の法人カードなどとの併用がおすすめです。

個人事業主・スタートアップ向け法人カードおすすめ

おすすめ法人カード法人カードの特徴
ライフビジネスカード³年会費無料

freeや弥生など各種会計ソフトと連携可能

ホテルやレンタル会議室、ジム、映画館などさまざまな優待がついている

JCB法人カード⁷中小企業や個人事業主向けの法人カードである

従業員カードやETCカードを複数枚発行できる

ETCカード年会費無料

UPSIDERカード²⁹年会費無料

発行枚数無制限で法人カードを経費や従業員ごとに使い分けできる

不正利用補償が最大2,000万円ついている

個人事業主やスタートアップ法人の場合、年会費無料やETC無料など、コスト削減できる法人カードがおすすめです。また、中小企業や個人事業主などに向く法人カードもおすすめします。 特におすすめなのが「ライフビジネスカード」「JCB法人カード」「UPSIDERカード」などです。

なお、個人事業主はUPSIDERカードに申し込めません。注意してください。

【関連ページ】設立1年未満でも作れる法人カード|審査に通りやすいおすすめビジネスカード

クレジットが不安なら「デビットカード」も選択肢に

クレジットカードには「使った分を一括で銀行口座から引き落としできる」「経費が必要なときに現金を準備せずに済む」などのメリットがあります。 ただ、デメリットも少なくありません。

  • 法人カードの管理が面倒である
  • 複数枚発行すると、紛失や不正利用のリスクが高くなる
  • 法人カードによっては年会費がかかる
  • 使用分は後から一括で引き落とし(後払い)なので、つい使い過ぎてしまう
  • 海外での決済には海外事務手数料などのコストがかかる

一般的にクレジットカードはコスト削減に効果的だと言われます。 ただ、これはあくまで一般論で、クレジットカードには年会費や海外事務手数料などがかかるため、かえって負担が増えてしまうことも少なくありません。法人カードの仕組みが後払いになっているため、つい使い過ぎてしまうリスクもあります。

使い過ぎや海外事務手数料などのデメリットが不安なら、即時払いになっているデビットカードをおすすめします。 デビットカードの中には手数料などのコストが安いものもありますので、そういった法人カードを選んではいかがでしょう。

おすすめ法人カード選びのポイント・注意点

法人カードを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう:

1. 審査と信用情報

法人カードの発行には審査が必要で、代表者の信用情報も重要です。信用情報とはクレカやローンの利用履歴のようなもので、過去の滞納や債務整理などが記録されています。代表者に金融事故の記録があると審査に通りにくくなるため注意が必要です。

2. 使いやすさと管理機能

ポイント還元やマイル付与以外にも、以下の点を確認しましょう:

  • 限度額:カードによって設定が異なります
  • 管理機能:三井住友カードなら退会や限度額変更、請求書ダウンロードがオンラインで可能¹⁰
  • 発行枚数:複数枚発行できれば従業員間での共有が不要になり、出張などの際も便利です

オンライン管理を重視する場合は、各カードの提供機能をよく確認することをおすすめします。

💳 Wise法人デビットカードで、海外支払いをもっとスマートに

Wise法人デビットカードを使えば、外貨での支払い時に2%から3%の海外事務手数料が発生せず、通貨間の両替手数料も業界最低水準に非常に低く抑えられます(例えば、日本円→米ドルは、0.61%)。​これにより、海外取引のコストを大幅に削減できます。​

さらに、リアルタイムでの支出通知や、従業員ごとの利用限度額設定、カードの即時凍結・解除機能など、ビジネスに必要なおすすめ管理機能も充実しています。​

今すぐWise法人デビットカードを導入して、海外取引をより効率的かつコスト効果の高いものにしましょう。​

  • 55通貨・200か国以上で利用可(物理&バーチャルカード)
  • Google Pay / Apple Payに即対応
  • 会計連携もスムーズ(freee, Money Forward, Xero等)

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まとめ

法人カードをお探しなら、

  • 法人デビットカードの活用
  • 法人クレジットカードと法人デビットカードの併用 を検討してみてはいかがでしょう。

法人向けのクレジットカードとデビットカードでは仕組みが異なります。法人カードの使い過ぎなどデメリットが不安なら、Wise法人デビットカードなど法人向けのデビットカードがおすすめです。

Wise法人デビットカードは外貨両替の手数料が安く、中小企業や個人事業主のコスト削減に役立ちます。海外取引のある企業は、Wise法人デビットカードを導入して経費管理の効率化とコスト削減を同時に実現しましょう。

カード手数料を見る


ソース
  1. 年会費無料の法人クレジットカード【バクラクビジネスカード】
  2. UPSIDERカード
  3. ライフカードビジネスプラス(法人カード) | クレジットカードはライフカード
  4. 三井住友カード ビジネスオーナーズ|中小規模企業・個人事業主向け法人カードの三井住友VISAカード
  5. 個人事業主にもおすすめのUCプラチナカード
  6. 【公式】ポイントとJALのマイルがどんどん貯まるビジネスカード|セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード
  7. 中小企業・個人事業主向けのスタンダードカード「JCB法人カード」 | 法人カードのお申し込みなら、JCBカード
  8. TRUST&FLEX - 法人 カード一覧
  9. 個人事業主でもアカウントを開設できますか? : UPSIDER|ヘルプセンター
  10. 法人カード管理者Web<SMCC Biz Partner

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