フランス旅行でおすすめのクレジットカードはこれ!手数料を節約する賢い方法

Hoi Yi Leung

この記事では、フランスで使えるクレジットカードの種類や、カード利用のメリット・注意点を詳しく解説します。また、クレジットカードと併用すると便利なWiseデビットカードについてもご紹介します。現地での支払いに困らないよう、ぜひ参考にしてください。

目次🔖

フランスで主要なクレジットカードブランドの普及状況

フランスではクレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済が普及しています。

一般社団法人キャッシュレス推進協議会『キャッシュレス・ロードマップ2023』によると、日本でのキャッシュレス決済の普及率は30%ほどに留まる中、フランスでのキャッシュレス決済の普及率は50%を超えています12

フランスへの旅行や留学ではクレジットカードなどキャッシュレス決済の手段を準備しておくことが必須だと言えるでしょう。

フランスで使えるクレジットカードブランド

フランスではVISAやMastercardが一般的によく使われています。これらの国際ブランドはフランスでの普及率も高いため、クレジットカードを使えるお店であれば、ほぼ決済に使えます。

日本のクレジットカードであるJCBは使えるお店と使えないお店があり、VISAやMastercardと比較すると、利用できる場所・決済が限定的です3

日本からの多くの海外旅行者や留学中の学生などが訪れるお店・地域の場合はJCBでの支払いに対応していることがあります。

フランスの買い物ではカルト・ブルーもよく使われている

フランスには「カルト・ブルー(Carte Bleu)4」というクレジットカードがあり、買い物によく使われています。

カルト・ブルーとは、クレジットカードとキャッシュカード、デビットカードの3つの機能が付いているカードのことです。

ただ、フランスでは日本でもよく使われるVISAやMastercardなども問題なく使えますので、こういったブランドのクレジットカードを持っていれば支払いで困ることはほぼありません。

フランスでクレジットカードを利用するメリット5

  1. 現金を大量に持ち歩く必要がない
    クレジットカードを利用すれば、多額の現金を持ち歩くリスクや労力が軽減されます。管理が簡単になり、盗難のリスクも抑えられます。
  2. 海外旅行保険やラウンジ利用の特典
    クレジットカードには「海外旅行保険」や「空港ラウンジ利用」など、旅行を快適にする特典が付帯している場合があります。特典内容はカードによって異なるため、事前に確認して選ぶのが重要です。
  3. 買い物がスムーズ
    フランスでは多くの店舗や交通機関でキャッシュレス決済が普及しており、現金を使う手間を省けます。
  4. 地下鉄の利用が便利
    パリの地下鉄(MRT)はキャッシュレス決済に対応しており、券売機でクレジットカードが利用可能です。
  5. ホテルのデポジット不要の場合も
    一部のホテルではクレジットカードを提示することで、デポジット(保証金)が不要になる場合があります。ただし、すべてのホテルが対応しているわけではありません。

フランスでクレジットカードを利用する注意点と課題

フランスでクレジットカードを利用する際に注意したいのは5つのポイントです。6

  1. タッチ決済の制限
    フランスではクレジットカードのタッチ決済に50ユーロ(約8,000円)の上限があります。少額決済には便利ですが、高額の支払いには別の方法が必要です。78
  2. クレジットカードが使えない場合もある
    小規模な店舗や露店、チップの支払いには現金が必要な場合があります。クレジットカードに加えて、ある程度の現金も持ち歩くと安心です。
  3. 盗難や不正利用への注意
    フランスではスリや置き引き、ATMでのスキミング被害が発生しています910。人通りの少ない場所でのATM利用を避け、荷物やカードをしっかり管理しましょう。
  4. 決済金額の確認
    悪徳業者による不正請求を防ぐため、決済時には金額を必ず確認しましょう。また、フランスでは原則としてレシートが発行されないため11、必要な場合はお店に伝えることをおすすめします。

フランス旅行や駐在・留学におすすめなクレジットカードを徹底比較

フランスへの旅行や留学、仕事での駐在などでおすすめのクレジットカードをケースごとにご紹介します。

フランス旅行でのおすすめクレジットカード

フランスに旅行するなら日本人向けのサービスや観光地向けの特典が付いたクレジットカードがおすすめです。

① JCBカード

JCBは日本のクレジットカードブランドです。日本語でのサポート12が付いているため、フランスなどの海外に旅行する際に「英語が分からない」「現地の言葉で話せない」といったケースでも安心です。

JCBカードのプラチナやゴールド、プレミアムになると、海外旅行傷害保険が特典として付いていますので、フランス旅行の保険として特典が使える安心感もあります13

また、JCBカードにはパリのお店や観光施設の優待などもあります。カード会員向けのツアーやキャンペーン、フェアなども豊富にそろっているのがJCBカードの特徴です14。フランスにはギャラリー・ラファイエットやディズニーランド・パリなど楽しめる観光施設が多くありますので、こうした観光先などでJCBカードを活用してはいかがでしょう。

なお、フランス国内ではJCBが使えないことも多いので、VISAやMastercardなどとの併用がおすすめです。

② 楽天カード(VISA/Mastercard)

日本国内でもよく買い物やネット通販などに使われている楽天グループのクレジットカードです。

楽天のクレジットカードはポイント還元率も高く、楽天系列の他のサービスとおまとめすることでポイント還元がさらにアップするという特徴があります15。楽天系列の他サービスとクレジットカードをセットで使いたい方や、ポイント還元をお得にしたい方におすすめのクレジットカードです。海外旅行傷害保険が特典として付いているところも魅力16です。

フランス旅行での決済でクレジットカードのポイントを貯め、貯めた分を旅行後に使うといった活用方法もあります17

ただ、楽天カードでの決済に限らず、フランスなど海外でのクレジットカード決済には手数料がかかります。また、楽天カードは楽天系列のサービスをよく使う方にとってはお得ですが、「近くにポイントを使えるお店があまりない」「楽天系列のサービスはほぼ使わない」という方にとっては、あまりお得にならないので、注意が必要です。

③ 三井住友カード(NL/Platinum)

三井住友のプラチナカードもフランス旅行におすすめのクレジットカードです。

三井住友のクレジットカードには海外旅行傷害保険や航空便の遅延保険などが付いています。

さらにレストランや高級ホテルの優待サービスや、ホテル・レストランなどの手配を任せられるコンシェルジュサービスなども付いています。他にもフランス旅行をお得かつ便利にする各種特典・優待が付いているのが特徴です18

優待や特典などサービス面を重視するなら三井住友のプラチナカードをおすすめします。

三井住友のクレジットカードはタッチ決済にも対応しています19。フランスへの滞在でタッチ決済を多く使いたい方や使いそうな方にも機能面からおすすめのクレジットカードです。

なお、タクシーや小さなお店ではクレジットカードに対応していない可能性があります。クレジットカード決済できる場合でもそのブランド・カードに対応していないケースも少なくありません。

フランス旅行で「使えなかった」と困らないためにも、三井住友カード以外のクレジットカードや決済方法を準備しておくことをおすすめします。

フランス駐在員や留学生向けおすすめクレジットカード

フランスへの留学や駐在、ビジネスでの長期滞在などの場合はHSBCフランスのクレジットカードがおすすめです。

HSBCはフランスにある銀行20です。外国人でも口座開設できる21ので、口座やクレジットカードなどお金関係をHSBCにおまとめすると管理が楽になります。

フランスでおすすめのクレジットカードで注意したいポイント

フランス旅行や留学、駐在など現地での滞在におすすめのクレジットカードには注意したいポイントがあります。

  • クレジットカードによっては入会時(発行時)に手数料がかかる
  • クレジットカードによっては毎年の年会費もかかる
  • ETCや家族カードの発行の際にも費用がかかることがある22
    クレジットカードの年会費や入会手数料の有無などは発行元・ブランド・カードの種類・カードのランクなどによっても変わってきます。

クレジットカードを選ぶときは「発行時にお金はかかるか?」「毎年の年会費はいくらかかるか?」などを確認しておきましょう。

フランスでクレジットカードを利用する際の課題と対策

フランスでクレジットカードを利用する際に課題になるのが「手数料などのコスト」です。

フランスなどの海外でクレジットカードを使うと、海外事務や両替の手数料がかかります。

海外手数料はクレジットカードの会社や発行元、ブランドなどによって異なりますが、おおむね3%前後23で設定されています。この隠れたコストとも言える海外事務や両替の手数料負担をどうするかが課題です。

フランスでクレジットカード決済をする際の海外事務や両替の手数料対策としては、コストの安いデビットカードの利用などが考えられます。

本当の為替レートで賢くお得な支払いを:Wiseデビットカード

フランスへの旅行や留学では「クレジットカードが便利」と思っていませんか?実は、多くのクレジットカードには2%−3%以上の海外手数料があり、知らず知らずのうちに余分なコストを支払っていることがあります。海外手数料のコストを削減するためにも注目したいのが、海外利用に特化したWiseデビットカードです

Wiseデビットカードを使えば、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)と0.5%(日本円→ユーロの場合)の両替手数料で、透明性が高くコストを抑えた外貨決済が可能です。これにより、フランスでも国内でも賢くお金を使うことができます。

ただし、Wiseカードには保険などの特典は付帯しないため、クレジットカードとWiseデビットカードの両方を使い分けるのもありでしょう。フランスで手数料をおさえつつ支払いをしたいなら、Wiseデビットカードの利用がおすすめです。

Wiseデビットカードを使った場合の具体例

1,000ユーロ(EUR)(約16万円相当)の買い物をした場合のコストを比較します。

1. Wiseデビットカードの場合

  • 手数料: 0.5%
  • 計算:
    1,000 EUR × 0.5% = 5 EUR(両替手数料)
  • トータルコスト:
    1,000 EUR + 5 EUR = 1,005 EUR

2. 一般的なクレジットカードの場合

  • 手数料: 3%
  • 計算:
    1,000 EUR × 3% = 30 EUR(海外事務手数料)
  • トータルコスト:
    1,000 EUR + 30 EUR = 1,030 EUR

比較結果

  • Wiseデビットカード: 1,005 EUR
  • 一般的なクレジットカード: 1,030 EUR
  • 節約額: 25 EUR(約4,000円相当)

Wiseデビットカードを使用することで、お得にフランスでの支払いが可能です!

Wiseデビットカードの魅力

1. 実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用

Wiseデビットカードはクレジットカードのように不利な為替レートではなく、Googleなどで調べられるリアルなレートで決済になります。また、隠れたコストも一切ありません。

2. 低額な両替手数料

Wiseデビットカードの両替手数料は0.5%(日本円→ユーロの場合)などと非常に低額です。事前に両替することも可能で、シミュレーションを使って手数料がいくらになるかが明確にわかります。

3. 多通貨管理が簡単

Wiseアカウントでは、40以上の通貨を同時に管理できます。フランスなど旅行先にあわせてリアルタイムでの両替が可能です。

4. デビットカードの安心感

Wiseデビットカードは口座残高内での利用なので、クレジットカードのように使いすぎるリスクがありません

5. シンプルな料金体系

Wiseデビットカードは年会費無料で維持費もかからず、余計な支出を気にせず使えます。

6. その他の特徴

  • アプリでカード凍結や管理が簡単
  • 18歳から申し込み可能
  • 初回発行手数料1,200円のみ

使い方

  1. アカウント作成:Wise公式サイトまたはアプリで無料登録
  2. 本人確認:必要書類をアップロードして確認手続き完了
  3. カード発行:発行手数料1,200円でデビットカードを発行

公式サイトで今すぐ登録!

Wiseデビットカードは、国境を越えたライフスタイルやお金の管理をよりスムーズにするツールとして、多くの人に選ばれています。透明な料金体系と多通貨対応の柔軟性で、節約しながら安心して使えるのが魅力です。

まとめ

フランスではVISAやMastercardを中心に広くクレジットカードが使えます。

ただ、お店やホテルによって対応状況に差があるため、複数のクレジットカードや決済方法を持っていた方が安心です。メインで使っているクレジットカードが使えなくても別のブランドのクレジットカードや決済方法で対処できます。

また、クレジットカード決済を多用した場合、手数料も問題です。

お店の対応状況に柔軟に合わせつつ手数料コストを削減する方法としては、Wiseデビットカードの併用がおすすめです。VISAやMastercard、JCBなどのクレジットカードを使いつつ手数料の安いWiseデビットカードも活用することで、柔軟な決済とコスト削減を両立させられます。

Wiseデビットカードを有効活用し、フランスへの旅行や留学をよりお得なものにしてください!

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ソース
  1. クレカの普及状況
  2. クレカの普及状況②
  3. フランスで使えるカードブランド
  4. カルト・ブルー
  5. メリット
  6. 盗難や不正利用などリスクについて
  7. タッチ決済の制限
  8. 50ユーロの日本円換算
  9. クレカが使えない場所
  10. ATMの設置について
  11. レシートについて
  12. 日本語でのサポート
  13. 特典の保険
  14. 旅行のフェアや特典など
  15. ポイント還元
  16. 特典の保険
  17. ポイントの活用(使える店)
  18. 特典や優待について
  19. タッチ決済について
  20. HSBC
  21. 口座開設について
  22. 年会費などの注意点
  23. 手数料

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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2025年9月9日 9分で読めます

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