日本への一時帰国でおすすめのeSIM10選 | 日本の電話番号付きeSIMも紹介
多種多様なeSIMを徹底比較!日本への一時帰国におすすめのeSIMをまとめました。安いプラン、データ無制限プラン、そして電話番号付きの便利なeSIMまで、日本滞在を快適に過ごすためのeSIM情報を幅広くご紹介します。
海外旅行や留学の準備中、「ネット環境どうしよう?」と悩んでいませんか?Wi-Fiルーターのレンタルは面倒だし、高額なローミング料金も怖い。慣れない土地の空港で、SIMカードを探して時間を取られるのも避けたいですよね。
この記事では、そんな通信の不安をまるごと解決する「海外旅行で使えるeSIM」の全てを解説します。あなたに最適なeSIMの選び方から、iPhone・Android別の簡単な設定方法、利用時の注意点まで、この記事一本で出発前の準備が整います。
さらに、海外でのお得な決済・両替方法として、実際の為替レートで使えるWise(ワイズ)のデビットカードもご紹介。通信費も滞在費も賢く節約して、ストレスフリーな海外滞在を楽しんでくださいね。
eSIMとは、物理的なカードではなく、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれているSIMのことです。インターネット経由で通信会社の契約情報をスマートフォンに直接ダウンロードすることで、通話やデータ通信が可能になります。つまり、「電子版のSIMカード」と覚えておけばOKです。
最近ではeSIMに対応したスマートフォンが増えており、海外ではSIMカードの挿入口がないeSIM専用モデルも登場しています。
eSIMと従来のSIMカードの違いは、以下の通りです。
eSIM | SIMカード | |
---|---|---|
形状 | スマホ本体に内蔵 | 物理的なカード |
契約・開通 | オンラインで完結 \ 最短即日で利用可能 | 郵送で数日かかる場合も |
回線の切り替え | 設定画面で簡単 | カードの抜き差しが必要 |
紛失・破損リスク | なし | あり |
海外利用 | 渡航前に購入・設定が可能 \ 現地ですぐに使える | 現地で購入・交換する必要あり |
「SIMカードとeSIM、海外ではどっちがいい?」と思う人もいるかもしれません。しかし結論から言うと、お使いのスマートフォンがeSIM対応機種なら、eSIMが断然おすすめです。SIMカードの抜き差しが不要で紛失のリスクがなく、オンラインでいつでも購入できるため、安全性と利便性が高いと言えます。
海外でのインターネット接続方法は、海外ローミングやWi-Fiルーターのレンタルなど様々ですが、eSIMにはそれらと比較して多くのメリットがあります。具体的には、以下の通りです。
eSIMは購入から設定まで、すべてオンラインで完結します。Wi-Fiルーターのように事前に受け取ったり、帰国後に返却したりする手間は一切ありません。
物理的なSIMカードは非常に小さく、スマートフォンのトレイを専用ピンで開けて交換する際に、紛失したり破損したりするリスクがありますよね。この点、本体内蔵型のeSIMなら、そんな心配は無用です。
eSIM対応のスマートフォンなら、日本の物理SIMカードを入れたまま、海外用のeSIMを追加して利用できます。これにより、日本の電話番号での着信やSMS受信も可能にしつつ、データ通信は料金の安い海外eSIMに切り替える、といった賢い使い方が可能です。ただし、海外で日本のSIMでデータローミング(通信)を行うと、料金が高くなる傾向にあるので、不要であればオフにしておきましょう。
Wi-Fiルーターと異なり、物理的に持ち歩いたりする必要がないため、荷物にならず、ルーターのバッテリー切れなどの心配もありません。
一般的に、携帯キャリアの海外ローミングに比べて料金が安い傾向にあります。また、滞在日数やデータ使用量に合わせて、短期から長期、小容量からデータ無制限まで、多種多様なプランから自分に合ったものを選べます。
購入後に「使えない!」と慌てないために、以下の3つのポイントを必ず確認しましょう。
※日本では2021年10月以降にキャリアで販売されたスマートフォンは原則SIMロックが禁止されているため、近年発売されたモデルであればSIMフリーである可能性が高いです。1
eSIMを切り替えるベストなタイミングは、「渡航先の空港に到着後、Wi-Fiに接続できる環境」です。
eSIMの情報をスマートフォンにダウンロード(インストール)する作業自体は、Wi-Fi環境があれば日本出発前でも可能です。しかし、回線を有効化(オンにする)するのは現地に到着してからにしましょう。
多くのeSIMは、通信を開始した時点から有効期間のカウントが始まるため、日本で有効化してしまうと、現地に着く前に利用期間が消費されてしまいます。空港のフリーWi-Fiなどを利用して、落ち着いてeSIMの切り替え方法を確認してから行いましょう。
数あるeSIMサービスの中から、特に海外旅行や留学での利用におすすめをご紹介します。
特徴 | 日本語サポート | こんな人におすすめ | |
---|---|---|---|
trifa2 | 日本企業運営 \ アプリが使いやすい | 24時間チャット | 初めての方、手厚いサポート重視の方 |
Airalo3+4 | 世界最大級 \ 対応国数が豊富 | 24時間対応 | 周遊旅行や、世界中で利用したい方 |
Holafly5~7 | データ無制限プランが主力 | 24時間チャット | データ量を気にせず使いたい方 |
World eSIM8 | 海外Wi-Fi大手運営の信頼性 | サイトフォーム | 運営会社の信頼性を重視する方 |
Ubigi9+10 | フランス企業運営 \ グローバル通信サービス提供 | サイトフォーム | 通信品質や安定性を求める方 |
Nomad eSIM11+12 | 無料トライアル \ 登録不要 | 365日対応 | まずは無料で試したい方、手軽さ重視の方 |
SkyeSiM13 | 1日単位の短期プランが格安 | 電話・メール等 | 短期旅行でコストを抑えたい方 |
VOYAGEESIM14 | 上場企業運営 \ シンプルな料金体系 | 年中無休チャット | 分かりやすいプランを選びたい方 |
eSIM square15 | 空港での対面サポートあり | 24時間チャット 対面 | 設定に不安があり直接相談したい方 |
KKday16 | アジア圏のプランが豊富 | チャット・電話 | アジア旅行、現地ツアーも一緒に予約したい方 |
「これから海外旅行で初めてeSIMを使う。でも結局どれがいいの?」と悩む方に向けて、初心者におすすめ海外eSIMサービスを上記の中から、さらに3つ厳選しました。これらは日本企業運営または日本市場特化のサービスで、初心者が最も重要視する「日本語サポート」「設定の簡単さ」「運営会社の信頼性」に強みがあるため、特に安心して使用できます。
日本企業運営で24時間365日の日本語チャットサポートが最大の魅力。eSIMが初めての方でも安心して利用できる手厚いサポート体制が整っています。アプリの操作性も日本人向けに設計されており、設定から利用まで迷うことなく進められます。
こんな方におすすめ
東証プライム上場企業の株式会社ビジョンが運営する信頼性の高いサービス。グローバルWiFiで培った豊富な海外通信ノウハウがあり、200以上の国と地域に対応。企業の安定性と実績を重視する方には特におすすめです。
こんな方におすすめ
テレコムスクエアが運営する日本発のサービスで、30年以上の海外通信サービス実績を持つ老舗企業。最大の特徴は空港での対面サポートがあること。設定に不安がある方は空港で直接相談できるため、初心者には非常に心強いサービスです。
こんな方におすすめ
eSIMの中には他にも日本のプロバイダー・携帯会社が提供しているサービスがあります。しかし、これらはeSIMで契約しても、海外旅行時などでは日本の回線を使用するわけではありません。キャリアが提供している海外ローミングサービスを使用(海外現地の回線を利用) します。そのため、いくつかのサービスでは、日本ではデータ容量無制限のサービスを提供しているキャリアでも、海外ではそれに制限がかかり、別途料金が発生するケースも少なくありません。
※これらはそれぞれのキャリアが提供する海外ローミングサービスの一例です。詳しくはそれぞれの公式サイトをご確認ください。
※「ワイモバイル」と「LINEMO」は、運営会社がソフトバンク株式会社により、ソフトバンクのメールからも申込可能。
日本のキャリアであれば、普段利用していることから安心感があるかもしれません。しかし、先に紹介した「海外旅行・留学におすすめのeSIM」よりも、データ容量は少なく、料金も高くなる傾向にあります。そのため、以下のような人は検討してみてください。
海外旅行でeSIMを使うためには「日本での設定」「海外に到着した後での設定」が必要になります。まず、スマートフォンの機種に問わず、以下のことが重要です。
ここから、iPhone、Androidそれぞれ設定方法について分けて説明します。
[日本で出発前にすること]
回線名は「海外旅行・留学用」など分かりやすい名前に変更しておくのがおすすめ。
日本で設定しておいた後に、海外に到着したらもう一度操作が必要になります。
[海外到着後にすること]
次にAndroidのeSIM設定方法です。
[日本で出発前にすること]
海外旅行・留学先に渡航する前に、まずは日本で次の設定を行ってください。
iPhoneと同じで通信名を変更できますので、わかりやすい名前に変えておくと良いでしょう。
次に海外旅行・留学先に到着した後に行う設定です。
[海外到着後にすること]
また、eSIMの設定前には以下の内容や環境をチェックしておきましょう。
海外eSIM | 「データローミング」がオンになっているか。 |
---|---|
データ通信の選択 | モバイルデータ通信が、日本の回線ではなく海外eSIMに切り替わっているか。 |
日本のSIM | 日本の回線の「データローミング」は必ずオフになっているか。 |
様々なeSIMサービスの中からご自身の旅行プランに最適なものを選ぶために、以下の4つのポイントを確認しましょう。
まず、渡航先の国や地域がeSIMの対応エリアに含まれているかを確認しましょう。特に、ヨーロッパ周遊のように複数の国を訪れる場合は、それらをまとめてカバーする「周遊プラン」が便利です。
現地でのスマートフォンの使い方を想像し、必要なデータ容量を検討してみてください。一般的な利用スタイルの目安は以下の通りです。
eSIMを選ぶ際には、データ通信以外の機能も重要です。通話・SMS: 多くのeSIMはデータ通信専用です。しかし、現地の電話番号における通話機能が必要なケースも存在します。例えば、現地のWi-Fi設定がパスワード式ではなくSMS認証式であれば、それを受信するための現地の電話番号が必要になります。そのため、これらの機能が必要になる可能性がある方は、海外で使える電話番号付きのeSIMを選ぶと安心です。
また、PCやタブレットなど複数の端末でネットを使いたい場合は、テザリング(インターネット共有)に対応したプランかも確認した方が良いでしょう。「Holafly」のように、無制限プランでもテザリングには容量制限(1日500MBまで)があるケースも。
「eSIMの設定に少し不安がある」「万が一トラブルがあった時に心配」という方は、日本語のカスタマーサポートが受けられるサービスを選ぶと安心です。
最後に渡航スタイル別におすすめのeSIMの選び方をご紹介します。目安としては、以下の通りです。
便利なeSIMですが、購入前に知っておきたい注意点もいくつかあります。これらを事前にチェックして、現地で困らないようにしましょう。
eSIMは、比較的新しい機種でないと利用できません。また、端末がeSIMに対応していても、SIMロックが解除されていなければ利用不可能です。購入前に必ず「eSIM対応機種か」「SIMロックは解除済みか」の2点を確認してください。ちなみにこれらに関して、日本では2021年10月以降にキャリアで販売されたスマートフォンであれば問題ありません。
eSIMをスマートフォンにダウンロード(インストール)する最初の設定には、Wi-Fiなどの安定したインターネット環境が不可欠です。渡航先の空港やホテルなど、フリーWi-Fiが使える場所で設定を行いましょう。
eSIM利用時に最も注意したいのが、データローミングの設定です。意図しない高額請求を避けるため、以下の2点を必ず確認してください。
一度スマートフォンにインストールしたeSIMは、基本的に他の端末に移して使うことはできません。複数の端末で利用したい場合は、それぞれにeSIMを購入するか、テザリング機能を利用する必要があります。
eSIMはデータ商品という特性上、一度購入すると、基本的には自己都合でのキャンセルや返金はできません。
海外旅行中のショッピングや食事の支払いはどのように考えていますか?日本のクレジットカードを使うと、実は「海外事務手数料」として、利用額の2.9%〜3.9%ほどが気づかないうちに引かれていることがほとんどです。
そこでおすすめなのが、「Wise(ワイズ)のデビットカード」です。このカードを使えば、そうした隠れた手数料を気にすることなく、よりお得に海外旅行や留学先での生活を楽しめます。
例えば、10万円の買い物をした場合、3,000円以上お得になることも。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、事務手数料も低く、銀行の最大5分の1程度に抑えられる場合もあります。
カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
Wiseカードを使って海外旅行や留学での費用を節約しましょう。
必要なデータ容量は、現地でのスマートフォンの使い方によって大きく変わります。ご自身の旅行スタイルに合わせて、以下の表を目安にプランを選んでみてください。
1日の容量の目安 | 主な用途 | |
---|---|---|
ライトユーザー | 300〜500MB | 地図アプリ LINEでの連絡 簡単なWeb検索 |
スタンダードユーザー | 500MB〜1GB | SNSへの写真投稿 Webサイトを頻繁に閲覧 |
ヘビーユーザー | 1GB以上 or 無制限 | 動画視聴やビデオ通話 テザリング |
もしデータ容量が足りなくなっても、多くのeSIMサービスではアプリや公式サイトから簡単に追加購入(チャージ)ができるので安心です。
ずはスマートフォンを再起動してみてください。それでも改善しない場合は、設定画面でモバイルデータ通信とデータローミングがオンになっているかを確認しましょう。多くの場合、これらの基本的な操作で解決しますが、不明な点はeSIM購入元のサポートに問い合わせることをおすすめします。
多くのeSIMサービスでは、専用アプリや公式サイトからオンラインで簡単にデータ容量を追加購入(チャージ)できます。旅行先でもWi-Fi環境があれば手続き可能なので、データが不足しても安心です。
はい、利用できます。eSIM対応のスマートフォンは、物理的なSIMカードとeSIMを同時に使える「デュアルSIM」という機能を持っています。これにより、例えば「通話やSMSは日本のSIM、データ通信は海外eSIM」といったように、2つの回線を使い分けることが可能です。
ヨーロッパ
アジア
北米
オセアニア
ソース
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多種多様なeSIMを徹底比較!日本への一時帰国におすすめのeSIMをまとめました。安いプラン、データ無制限プラン、そして電話番号付きの便利なeSIMまで、日本滞在を快適に過ごすためのeSIM情報を幅広くご紹介します。
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